ホテル・ルワンダ

感動したよ.この種類の映画を見て,「感動した」とかいうのもどうかと思うけど.主人公がね,金や知性を駆使して,妻や知人など多くの人々を助けてしまうんですよ.どうしたって,ジーンときてしまうがな.多分感動した理由の一つとして,自分が主人公の立場に立ったとしたらたぶん人を殺めてしまうからってのがあるかも.奥さんと子供は安全な場所に逃そうとするけど,さすがに見ず知らずの人間を助けきる自信はないなあ.

個人的な意見としては,ルワンダの国民が立たさた状況でどのような行動を取るかを考えるんじゃなくて,あのような状況を起こさないように努めるのが大切かなと思った.揉め事がおこらないように国境や憲法やその他もろもろができたことを考えると,あながち間違ってないかな.なんか本質から逃げてる感じもするけどね.

いやね,「他人を殺さなきゃ自分が殺される」とかいった状況ってさあ,もう解決不可能でしょ.たぶん今までに,多くの頭が良い人が何とかしようといろいろ頑張ってきたけど無理だったんでしょ.それよりはそんな人間の黒い部分が存在することを認めてさ,どうにかこうにかそんな側面がでないようにするほうがいいのではないでしょうか.

後ね.何で突然,フツ族ツチ族を虐殺しだしたかがわからない.ラジオで煽られただけど隣人が隣人を殺し出すとかはよくわからんわ.何も考えずに思いつく理由としては,もともとツチ族フツ族を見下していたとかな.日頃の恨みが突然爆発?.経済格差とかも考えられるのかな.そうではなく,民族同士の争いとかにはお決まりの理由とかでもあるのだろうか.まあ調べろよって話ですね.